AKB48_13期の歩み ~少女たちは傷つきながら、夢を見る~
(※注:この記事は13期研究生がチーム4に昇格する前に書かれたものです)
2012年8月5日にAKB48_13期研究生(当時)のセレクションから一年が経過しました。
このタイミングで改めて13期メンバーの現在までを振り返り、現況の考察、そして今後の願いを書いていきます。
2011年12月8日の特別公演で13期が初お披露目されました。
当時の映像がまだ残っていますが、大島涼花が13期のエースとして言ってるのが印象深いです。
紆余曲折あって、後々それが本当になるわけですが…。
https://www.youtube.com/watch?v=zp6zUNbXe1s
その後、関東の全国握手会でBeginner、RIVERをその場で覚えて披露するというイベントがありました。
詳しく解説すると、関東全握1日目でBeginnerを覚えて、それが全然できなくて、
2週間くらい練習して、約2週間後の関東全握2日目でリベンジするという企画なのですが、
そんな甘い話じゃなくて、RIVERも当日急遽やらされるという。(もしかしたら逆かも)
で、RIVERはやっぱり全然できなかったのですが、その次にやったBeginnerが練習の成果もあって、まあまあできて、それが見てて本当に感動しました。
この時にたまたまセンター2列目という超いい席で見られたのですが、ここで見なければ、13期、ひいては大島涼花にももしかしたらハマらなかったかもしれません。
メンバーも観客も(?)みんな泣いてて、光宗が"この景色を忘れないようにしたい"って言ったのが印象に残ってます。
カッコいい、こういうことが言えるってのは明らかに他のAKBのメンバーとは違うなと。
2012年3月29日から13期でのRESET公演が始まります。
13期はこの当時ちょうど16人だったので、13期で1つのチームみたいな感じでした。
RESETをやらせて頂いたのは恵まれてましたね。
RESETは一番いい公演ですし、フレッシュな13期とよく合っていたので、13期の人気の上昇に相当貢献したことでしょう。
現に13期から研ヲタになった人も周りにいっぱいいます。
13期の前には壁ばかり立ちはだかりますが、13期RESETは始めの頃は定員割れをしていました。
光宗が公演に出るようになったぐらいからだんだん人気が出てきて、終盤の頃は全然当たらないくらい大人気になりました。
13期は最初、とにかく光宗の話題が先行していましたが、RESET開始後は大島涼花が大島優子の再来と騒がれたり、ダンスの上手い相笠萌もかなり話題になりました。
2012年5月21日、TDCホールにて13期16人の恋愛禁止条例公演が行われました。
前年の恋愛禁止条例公演はほぼオリジナルメンバーで行われていたので、突然この恋愛禁止条例公演をやらせて頂けるのもこれまた恵まれています。
始まる前はなかなか不安視もされていましたが、結果的にこれが素晴らしい公演で、
当時は絶賛の嵐だった記憶があります。(僕は見に行ってないのでDVD出てから見ました)
特に前田敦子ポジションをやった村山彩希が素晴らしくて、当時かなり話題になっていました。
この公演で定評を得た村山彩希は、後に目撃者でも前田敦子アンダーを任されることになります。
2012年8月5日、セレクションが行われ、13期が16人→11人に減ります。
残った12期研究生と13期研究生がちょうど16人だったのでチーム8結成の布石かと思われましたが、結局チーム8は結成されず。
何故セレクションが行われたのか未だによく分かりません。
とにかく13期は11人に減ってしまいました。
北汐莉の最後のG+投稿がとても素晴らしくて、悲しい気持ちが蔓延したのを覚えています。
2012年8月24日、大島涼花がチームA、光宗薫がチームKに昇格することが東京ドームで発表されます。
驚異的な昇格のスピードのために当時はかなり賛否両論で、未だに昇格の是非は議論されてます。
結局正規メンバーとしては一度も劇場に立たず。
13期にとってもそうですが、チームKにとってかなりダメージが大きかったように感じます。
13期は10人になってしまいます。
2012年10月27日、大島涼花生誕祭。
大島涼花は研究生としては最後の公演出演でした。
ここから大島涼花と13期研究生は離れてしまいます。
2013年3月17日に研究生の僕の太陽公演が千秋楽を迎え、同20日にパジャマドライブ公演が始まりました。
この辺りから運営の14期推しが目立ち始め、13期でユニットセンターなのは相笠萌だけに。
2013年5月14日、13期14期リバイバルA5th。
13期にとっては1年ぶり2年連続のA5th。
セレクションでいなくなったメンバーを14期で埋めました。
これが1年前に増して素晴らしい公演でした。
前年とポジションが同じだったので、久々に13期がユニットセンターを張ってましたが、
1年前よりもみんながみんな成長が見られ、13期のポテンシャルの高さが見えました。
2013年7月6日、研究生じゃんけん予選で13期全員敗退…。
13期は最多の9人が参加しながら全員敗退。
相笠萌と岩立沙穂が決勝まで残りましたが、2人とも負けるという相変わらずの壁の立ちはだかり具合。
13期はみんな楽屋で泣いてしまって、最終的に涼花に託すという感じで、またも涼花は13期を背負うことに。
こんな感じで13期は困難にぶつかりながら、険しい道を歩みつつ、成長していっています。
期としてこれだけ困難が続いてる期も珍しい気がします。
ただ残っている13期のメンバーは全員ポテンシャルが高く、魅力も溢れています。
この1年間で13期研究生が誰も辞めてないことも素晴らしいことです。
13期、14期が中心の今の研究生パジャマドライブ公演も高い評価を受けています。
運営的には14期の3人が今かなり推されてますが、13期もまだまだこれから人気が出てくることを願っています。
14期から入ったけど、13期に惹きつけられてしまった、くらいの魅力を。
最後に13期の各メンバーに関して現在の個人的に抱いてるイメージなどを簡単に。
■相笠萌
初期はバキバキのダンスが売りでしたが、最近はアイドル的なダンスも身につけ、表情も進化しました。
defenseや純情主義をどんどん自分のものにしていって凄いです。
そして何より外見も相当可愛くなりました。
13期研の中では一番の推されかな。
実力が高く、根が超真面目なので、この子に関しては何も心配してないです。
■岩立沙穂
今年の総選挙で13期14期で唯一の速報ランクイン。
さっほーはAKBに入った年齢が高かったというハンデがありながら、ここまでの人気をすぐに獲得したのは凄い。
この子は本当にキャラクターの作り方、売り方が上手いですね。
さっほーを見てるとキャッチフレーズって重要なんだなあと。
1年でパフォーマンスも良くなってて、今年のハート型ウイルスは可愛い雰囲気の作り方がとても上手くなってました。
■梅田綾乃
うめたんは1年で身長がとても大きくなったけど、キャラクターは変わらないですね。
もうちょっと表情の幅が増えないかなと思いますが、逆にパジャドラ中盤曲ではそれが活きてますね。
最近たまにG+にあげてる動画がとてもいい感じです。
■大島涼花
13期で1人昇格しましたが、正規メンとして1年間よく頑張ったと思います。
正規メンバーになってから表情が本当に成長しました。
今年の13期14期A5thの時の幸せそうな表情が忘れられません。
早く13期の誰かがAに昇格して一緒に踊る日が来て欲しいです。
■岡田彩花
13期の中でも研究生の中でもかなり異質な存在だと思います。
RESETの頃からパフォーマンスの評価が高いですが、今のジャンヌもいいパフォーマンスしています。
年齢に合ってない落ち着きがいいですね。
いわゆる超選抜メンバーと写メ撮ったり仲良かったりするのも研究生の中だとまた異質な感じで、良いアクセントになってます。
■北澤早紀
さっきーは初期はかなり地味なメンバーだった気がしますが、パジャドラで覚醒しましたね。
パジャドラが本当に合っていて、公演中に纏うオーラが凄いです。
メンバーからの愛されキャラがすっかり定着しました。性格の優しさを感じます。
■篠崎彩奈
あやなんはぶりぶりのアイドルパフォーマンスで、僕の太陽公演のアイドルなんて呼ばないでは完全に自分のものにしていました。
13期A5thのツンデレが素晴らしいです。
勉強もできて、しっかりしているので13期のksgkたちをよくまとめていると思います。
結構ネガティブになりがちでそこが心配です…。
■髙島祐利奈
ゆーりんは初期はウザキャラで、スベりキャラなのはあまり変わってないのですが、MCの距離感がいい具合になった気がします。
萌乃やSKEへの想いなどパフォーマンスの拘りが強い、熱い人ですね。
■村山彩希
ゆいりーはとにかく可愛い。
A公演が合っていて、A5th、A6th共に素晴らしかったです。
逆に他の公演はあまり合ってないって感じが。
MCでもまとめ役で、もし13期でチーム8を作っていたならキャプテンになっていたのではないかと思います。
■茂木忍
茂木ちゃんは変態キャラで、研究生の中ではまた唯一無二のキャラクターですね。
言いたいことをズバッと言ってくれるので、そこもまた貴重です。
RESETのウッホがやはり一番印象に残ってますが、今のジャンヌも良いと思います。
峯岸がいない時のジャンヌ後のMCは茂木ちゃんが頼みの綱になってる感じがします。
(この記事を書いた後、13期研究生と14期研究生全員と峯岸みなみの昇格、チーム4の結成が発表されました)
<この項・了>