前田敦子卒業から約1年、AKB48はどう変わったのか。
AKB48から前田敦子がいなくなってざっくり約1年が経過した。
前田敦子がいなくなり、チームも組閣し、AKB第2章という文字もメディアに踊ったが、
実際にどう変わったのか。
まず、売上枚数を見てみる。
さよならクロールは劇場盤に投票券がついたために爆発的に売上が上がってるが、
それでも前年に投票券がついた真夏のSounds good !と12万枚程度の差しかないことから、
売上枚数は下がっていると言っていいだろう。
AKBのシングルはこれまでほとんど前田敦子がセンターを務めてきたが、卒業後のセンターはというと、
So long ! 渡辺麻友
恋するフォーチュンクッキー(総選挙) 指原莉乃
と固定化されず、絶対的なセンターは今のAKBにおらず、何人かで回していっているのが分かる。
曲に合わせてセンターを変えることは個人的には賛成である。
欲を言えば、選抜メンバーももっともっと変えて欲しいが。
例えば、UZAに咲良を使うなら、もっとカッコよく踊れる人、阿部マリアだとか田野ちゃんだとかを使って欲しい。
前田敦子がセンターだったのは、一番センターに向いてないから、サクセスストーリーを作りたいからといった感じだったが、もうグループ全体でそういうことやっている余裕はないのかなと感じる。
[リンク]
AKB48の戦略!:秋元康に聞く、なぜ前田敦子さんがセンターだったの?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1302/21/news004.html
前田敦子といえば、AKB48のセンターという他に、チームAのセンターという顔もあった。
今のチームAのセンターは渡辺麻友である。
チームAの公演は映像などでよく見ていたが、まゆゆはかなり良くやっているという印象。
篠田チームA公演初日からチームAのセンターで全く違和感がないパフォーマンスをしてて、この人凄いなと感じたのは記憶に新しい。
チームA自体も前2代とかなり変わってて、小嶋陽菜が去り、篠田麻里子も卒業してしまう。
高橋みなみが唯一チームAのアイデンティティを食いつなげている。
チームAは若手が非常に多く、たかみな(や麻里子)がいかに育て、チームAを良いものにしていくかといったところがあるが、これについては脱線してしまうので別記事をまた書きたいと思う。
ウェイティング公演をやってるせいもあるが、今のチームAは前チームAに比べ、かなり物足りないところはあるが、今後に期待したい。
他に何か比べられる指標はないかと思ったけど、例えば紅白視聴率。
2011:38.9、2012:36.4
らしい。ここでも下がってる。
ということで、前田敦子卒業後はAKB人気(勢い)が下がっているという最初から分かってたような結論を出すという中身のない記事になってしまった笑
良い点はセンターが固定化されなくなったことで、ある程度みんなに可能性があると思わせるようになったことかな。
あとは曲が前田敦子に合わなかったら終わりみたいなところが前はあったけど、そこら辺で多少柔軟性が出た気はする。
最近個別4日化とか、CDのタイプを増やして、売上を伸ばそうとする延命策で、しかも全然食い止められてないので、AKB人気が元に戻るのはなかなか考えづらい。
前田敦子の穴を埋めるのは、大島優子や渡辺麻友など既に知られててある程度人気が固定化されたメンバーじゃなくて、新星が現れる必要があると個人的には思う。
AKBの誰々じゃなくて、前田敦子の女優業みたいに他のフィールドで売れる人が必要である。
AKB48の魅力をアイドルファンに売るのはもう頭打ちなので、そういうところから取り込まないと人気は回復しないと思う。
それがぱるるなのか川栄なのか他のメンバーなのかは分からない。
AKB全体の人気の他に、パフォーマンスの話もすると、
曖昧な表現で申し訳ないが、前田敦子のパフォーマンスはオーラが凄い。
それに近いものを感じたメンバーがいる。
なので彼女にはかなり期待している。
いつかAのセンター、AKbのセンターに立つ日が来ることを。
これが言いたかっただけの記事でした笑
<この項・了>