てっの一番いいブログ

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チーム制を締めくくる最高のチームA ~AKB48 チームA 「重力シンパシー」公演 千秋楽(2023/10/16) 感想・レポート~

2023年10月16日(月) 18:30~
AKB48 チームA 「重力シンパシー」公演 千秋楽

 

出演

岩立沙穂・大竹ひとみ・岡部麟・込山榛香・齋藤陽菜・千葉恵里・永野芹佳福岡聖菜本田仁美・馬嘉伶・向井地美音・武藤小麟・吉橋柚花

 

セットリスト

M00. overture
M01. 女神はどこで微笑む? (大竹ひとみ・込山榛香・千葉恵里・永野芹佳福岡聖菜・馬嘉伶・向井地美音・武藤小麟)
M02. ハートのベクトル (同上)
M03. 重力シンパシー (同上)

ーMCー (同上)

M04. 水曜日のアリス (込山榛香岩立沙穂・岡部麟・齋藤陽菜)
M05. そのままで (本田仁美・大竹ひとみ・馬嘉伶)
M06. 君のc/w (千葉恵里・吉橋柚花・武藤小麟)
M07.思い出す度につらくなる (福岡聖菜・大竹ひとみ)
M07. お手上げララバイ (永野芹佳)
M08. キンモクセイ (向井地美音・武藤小麟・馬嘉伶)

ーMCー (馬嘉伶・向井地美音・武藤小麟)
ーMCー (岩立沙穂・大竹ひとみ・岡部麟・齋藤陽菜・本田仁美・吉橋柚花)

M09. 1994年の雷鳴 (岩立沙穂・大竹ひとみ・岡部麟・齋藤陽菜・本田仁美・馬嘉伶・武藤小麟・吉橋柚花)
M10. 涙に沈む太陽 (同上)
M11. 素敵な三角関係 (同上)
M12. デッサン (同上)

EN01. AKBフェスティバル (大竹ひとみ・込山榛香・千葉恵里・永野芹佳福岡聖菜・馬嘉伶・向井地美音・武藤小麟)
EN02. キミが思っているより… (同上)
EN03. 旅立ちのとき (岩立沙穂・大竹ひとみ・岡部麟・齋藤陽菜・本田仁美・馬嘉伶・武藤小麟・吉橋柚花)

EN04. 臆病なナマケモノ (全員)
EN05. ひこうき雲 (全員)

 

感想

千秋楽は当然のごとく当選しませんでした。
横山チームA千秋楽の時も確か月曜で、休み取ってたのに当たらなかった記憶があって、デジャヴすぎます。
X見ていても当たってる人かなり少なくて、競争率はかなり高そうでしたね。
この日はロビ観に行きましたが、かなり人が多くて、思い入れのある人も多かったチームなのではないでしょうか。

向井地チームAの初日は2022年5月ですが、当時ははーたんが休業していたのもあって、私が見始めたのははーたんの初日である2022年7月から。
その公演がせりちゃんの生誕祭で、この日は応募してキャンセル待ちだったのですが対外すらかすらずロビ観していました。
その時に一発で気付かされたのが全体的なパフォーマンスの良さと、突出したせりちゃんのハイパフォーマンス。

私はチーム8を一切通ってきてないのもあって、せりちゃんは向井地チームAになるまでほぼ一度も見たことありませんでした。
その後はーたんを追ってA公演に通う中で、そのパフォーマンスにどんどん魅了されていって、途中からははーたんがいなくてもせりちゃん目当てでA公演応募することもありましたし、パフォーマンスが好きなことを伝えたくてお話し会も何度か行きました。

劇場公演の観客って250人しかいないし、推しのパフォーマンスしか見てない人もいるし、そこでパフォーマンスを追求することが本当に人気に繋がるのかなと思っていた時もありましたが、せりちゃんはそんな私の概念を覆してくれた存在で、素晴らしいパフォーマンスを続けることは確かに人の心を動かすと、向井地チームAの活動を追っていて実感しました。

せりちゃんは教科書のような非の打ち所のない美しいパフォーマンスで、全曲素晴らしいのですが、中でも一番、このパフォーマンスを見に劇場に行きたいと思わされるのがご存知お手上げララバイ
ひぃちゃんが2回、なぁちゃんが4回やった以外の全て、せりちゃんがお手上げララバイをやっていました。
せりちゃんのお手上げララバイは最初から凄かったですが、回を増すごとに更に凄みを増していっていました。
冒頭に書いた昨年入れなかったリベンジで運良く劇場で見ることができた2023年のせりちゃんの生誕祭、お手上げララバイがあまりにも物凄いステージで、自分の中での向井地チームAのハイライトです。

重力シンパシー公演初日のお手上げララバイはひぃちゃんで、千秋楽にひぃちゃんも出演していましたが、千秋楽のお手上げララバイはせりちゃんが任されました。

何と堂々としたカッコ良いパフォーマンスなのでしょうか。
劇場にA公演を見に行く度にこのパフォーマンスに心を熱くさせられていました。

そして、先日武道館で行われた劇場公演曲リクエストアワーお手上げララバイが何と5位にランクイン!

向井地チームA公演で、せりちゃんがずっとパフォーマンスに磨きをかけて、多くの人から評価を積み上げて、その結果、お手上げララバイはせりちゃんの曲と認められ、千秋楽とリクアワでせりちゃんのステージが実現しました。
元々はアンダーだったのに、たゆまぬ努力でポジションを奪った姿は美しく、ストーリー性もあって大きな感動を生みました。
ひな壇のメンバーの盛り上がりも含めて、武道館という大きなステージでのせりちゃんのお手上げララバイは最高の光景でした。

他のメンバーに与える良い影響も多く、せりちゃんがメンバーに振りを教える話もよく聞きますし、ダンスに関しては真っ先にせりちゃんが頼られてる印象です。
みーおんの次くらいにチームをまとめていて、先輩・後輩問わずみんなから慕われていて、エースであり、副キャプテンのような役割も果たしていたように見えました。
せりちゃんは間違いなく向井地チームAのMVPです。

向井地チームAでせりちゃんに出会えて本当に良かった。
絶対に選抜に入って欲しいです。もう目前まで来ていると感じているので、その光景が実現する日を楽しみに待ちます。

 

向井地チームAへの好きの気持ちを一番支えてくれたのはやはりドラ3の3人。

ちゃけのパフォーマンス大好きです。
武器である歌の上手さは勿論、ダンスや表情のカッコ良さが今のAKBであまりいないタイプで、ちゃけという存在が公演のクオリティを一段引き上げていました。
思い出す度につらくなるや、デッサンの歌い出しが特に好きで、毎回ちゃけのその美しい歌声に聴き惚れていました。

柚花の歌も大好きで、何度も絶賛するツイートをした気がします。
私の中で今のAKBで歌というとゆいりーが一番ですが、その次くらいに好きなような?
歌の上手さだけでいうともっと上手いメンバーはいますが、柚花の歌はそういった範疇では語れない、心を震わす魅力があるんですよね。上手く説明できませんが。
柚花の出演してる公演を見に行った時は毎回、水曜日のアリスと涙に沈む太陽をとても楽しみにしていました。

柚花は村山4にいた時からどこか不思議な魅力を感じていて、今回推しと同じチームになったということでハマるのではないかという予感は組閣発表時からありました。

実際、その未来は現実に訪れて、というか思っていた以上にハマって、思っていたのと違う方向の関係になりましたが笑、Aに柚花がいたことは本当に大きくて、Aの楽しい思い出が形成される中で絶対に不可欠な存在でした。
向こうはあんまりハマってなさそうな感じもありますが、隙あらばいじってきたり、会う度によく構ってくれて、それが楽しくて、感謝が大きいです。向井地チームAに柚花がいてくれて本当に良かった。

はーたんはこの公演で私にどれだけの喜びを与えてくれたことでしょうか。最高の推しです。
岩立チームBの頃はまだ幼くて、とにかく可愛いという感じでしたが、チームAになってから表現力がよく成長しました。
重力シンパシー公演の中盤曲は表現力を必要とされますが、このチームの最後の方にはそこでとても魅力的なパフォーマンスができるようになりました。
1ステージとして印象的なのは2022年の生誕祭の時の久しぶりのリップグロスのセンターでしょうか。
このステージに自分の推し活の明るい未来を感じたことを今でも覚えています。

はーたんと柚花は一時期休業し、ちゃけも腰痛で万全の状態ではない時期はありましたが、近年多くのドラ3メンバーが卒業する中で、このチームだけ3人誰も欠けることなく千秋楽を迎えることができました。
できたのですが、3人が3人ともこの千秋楽の直前、10月4日にはーたんが、10月8日にちゃけが、10月14日に柚花が卒業発表します。
繰り返しになってしまいますが、向井地チームAをこんなにも大好きなったのはドラ3の3人のおかげなので、千秋楽まで続けてくれた感謝も大きいですし、今は寂しさでいっぱいです。
向井地チームAは自分にとって本当に最後の最高の思い出のチームに……。

この3人が同じチームでいられて良かったっていつも思う!大好きだよー!

 

向井地チームAの雰囲気の良さが好きで、MCも面白くて毎回楽しみにしてました。
特に思い出に残ってるのはやっぱりシール交換!
さっほーとえりいが始めて、せりちゃんが火を付けて向井地チームAで大ブームに笑

5月5日のA公演のMC。さやりんがシール帳やったことないという発言に対して驚くメンバー笑

 

さっほーは前のチームでめちゃくちゃ良いチームのキャプテンをしていたので、新チームでのモチベーションはどうなのかなと思っていましたが、メンバーに対する距離感が絶妙でチームの雰囲気を凄く良くしてましたね。
BよりAの曲の方が細かい表現力の良さがよく出るのか、単純にこの公演を見る機会が多かったからなのか分かりませんが、向井地チームAでさっほーのパフォーマンスの良さを知ることができました。
とても丁寧で、振りの1つ1つ物凄い細かいところまで拘ってるのが分かる繊細なパフォーマンスです。
毎公演違うイメージの女の子像を描いてパフォーマンスしているというのをいつかのMCで聞いた記憶がありますが、細かく見れば見るほど発見があって、目で追っていて本当に面白いメンバーだと感じます。

向井地チームAでのさっほーの最大のエピソードと言えば、9月7日のせぃちゃんの生誕祭、当日急遽休演になったちゃけの代わりに、たった数時間で新ポジを覚えてステージに立った話。
凄すぎます。さっほーって普段ダンスが上手いで売ってるメンバーではないと感じていますが、かなりの実力者ですよね。

このエピソードもそうですが、この向井地A公演は急な休演も多かったのですが、通常だったら公演自体中止になりそうなケースも成立させてきたのがこのチーム。
当日に3人が休演になったのに、急遽3人が駆けつけて公演を成立させたり、

小麟とせぃちゃんが16時に連絡来て急遽1曲覚えたり、

こうした苦難を乗り越えて、チームとしての結束力が上がっていった気がします。

向井地チームA公演開催を成立させていた最大の貢献者と感じるのがさやりん
さやりんは3ポジ覚えていて、そういう場合メインが1ポジあって他がサブでできるという感じが多いですが、さやりんの場合、本当に毎回違うポジション出ていた印象です。
A公演入る度にさやりんのポジションとちゃけの髪色は毎回違うと言われてたくらいです(?)
真面目な話、さやりんがいなかったら、A公演の通算開催回数も減っていたでしょうね。
さやりんもAで見る前はほぼ知らなかったメンバーですが、パワフルな歌声と性格の快さがとても魅力的だとAで知ることができて本当に良かったです。

ひぃちゃんは通算わずか3回の出演でしたが、幸運にもその1回を見ることができました。
パフォーマンスが良いと言われているメンバーをこれまで数多く見てきましたが、ひぃちゃんのパフォーマンスは異次元のレベルに到達しているように感じます。
歴代でもナンバーワンなんじゃないでしょうか。
ひぃちゃんのパフォーマンスを劇場で体感できたのも向井地チームAの大切な思い出の1つです。

そして、このチームを作り上げたキャプテンみーおん
総監督としてAKB48全体を率いながら、このチームに大きな情熱を注いでくれていたのを私は見てきました。
多くの選択肢があったオリジナルのA公演ではなく、あえて選んだ重力シンパシー公演。
大正解の決断でした。
僕のAKB48ファンとしての情熱を取り戻してくれた2019年の全国ツアー。
そして2022~2023年、この重力シンパシー公演の心が躍るセットリストによって、たくさんの楽しい思い出ができました。
私はあなたの選ぶセットリストが大好きです。

チーム1人1人のパフォーマンスへの意識が高く、毎回公演入るたびにもっと多くのメンバーを見たいと思わせるくらいにチームとしてのパフォーマンスレベルが高く、そのメンバーの個性を輝かせてくれた重力シンパシー公演、これ以上ないくらいに最高の公演でした。

向井地チームAという最高のチームが存在したことを、私はこれからもずっと忘れません。
本当にありがとうございました!

みーおん「そういう(チームの色が)メンバーがどんな組み合わせになったとしても変わらずにそのチームのイメージがあるってのが凄いことだと思うし、なのにそれぞれの時代のチームで、やっぱ向井地チームAはこうだったよねっていうのが絶対あるじゃないですか。それが凄く不思議で、何か魔法みたいだったなあって、今何かね凄く思ってます」

みーおん「そんな中で、私たち向井地チームAは、チームAって歴代の強いイメージがあるので、最初に公演を決める時に、過去のチームAには負けないチームにしたい、私たちだけの色を付けたチームAにしたいっていう風に思って、あえて沢山あるオリジナル公演をやらずに、重力シンパシーっていう本当新しい試みをさせていただきました」 

みーおん「メンバーはもしかしたら、チームAに組閣で初めて来た子からしたら、もっとAの曲やりたかったとか最初はねもしかしたら思ったかもしれないですけど、気付いたら本当に重力シンパシーがまるで私たちにこう、色を付けさせてもらえたような、そしてファンの皆さんもこの重力シンパシー公演が大好きで向井地チームAの箱推しだよって言ってくれたり、重力シンパシーに来るのが日々のモチベーションだよって言ってくれるくらい、この公演を愛してもらえたのは、本当に皆さんのおかげ、そしてメンバーの皆が同じようにこの公演を愛してくれたからだなと思っています」

みーおん「この公演をやっていく中で、チームAは7人公演になっちゃったりとかハプニングで急遽当日に人が出れなくなってスライドしてってのが結構多かったんですけど、みんなふわふわしてるように見えて、凄く公演に対するプライドのあるメンバーたちだったから、絶対にそこはみんなで乗り越えて」

みーおん「一番先輩のさほちゃんが急遽ポジション覚えてくれたりとか、後輩メンバーも沢山ポジションを覚えてその穴を埋めてくれたりとか、っていうのでここまで1年半続いてこれた劇場公演だと思います」

みーおん「それこそひぃちゃんとか麟ちゃんとかなかなか公演に出られるタイミングは少なかったんだけど、コンサートとか今日みたいに公演に来てくれた時に、本当に皆の意識が1個上がるというか、あ、劇場ってこういう風にやっぱり本気でやらないといけないと改めて思い出させてくれる存在だったので、2人がチームAにいてくれたことも大きかったなと思っています」

みーおん「卒業を既にしていったメンバーも沢山いるんですけど、そういうメンバーの1人1人がいてくれてのこの向井地チームAだったと思うので、私はこんなに大好きなチームに最後に出会うことができて、そしてそこでキャプテンをすることができて、凄く幸せでした

 

<この項・了>