てっの一番いいブログ

劇場公演やライブの感想がメインのAKB48ファンブログ。ファン目線で書きたいこと、残したいことを。

卒業まで、あと少し 久保怜音ちゃんと西川怜ちゃんへの想い

 

アポトーシス

いきなりブログタイトルと違う曲出すなという感じですが、Official髭男dismの「アポトーシス」。
年始の関ジャムで蔦谷好位置さんが昨年の1位に挙げていて、それきっかけで知った超名曲です。

アポトーシスとは「あらかじめ予定されている細胞の死」のこと。
この曲は余命が残り少ない女性が主人公の、夫との永遠の別れについて歌った曲です。
ちょうど西川怜ちゃんの卒業発表直後くらいに曲の存在を知ったため、勝手にアイドルから一般人になる怜ちゃんとの(ヲタクにとって)永遠の別れを重ねて、聴くたびに泣きそうになっていました。

そんな不安定な精神状態の中、久保怜音ちゃんの卒業発表が続きます。
近年、最も活動を追ってきて、AKB48に強い興味を持ち続けてきた理由であった2人の卒業発表によるダメージは大きく……。
約1ヶ月経って、やっと落ち着いて前が向けるようになってきたこのタイミングで、2人について今思うことを書いていきます。

 

 

西川怜ちゃんについて

卒業発表

2022年1月5日(水)、新年最初のチームA公演にて西川怜ちゃんが卒業発表しました。

Image with no description

私としては怜ちゃんは受験の時期ぐらいに少し卒業を警戒していて、無さそうだったので油断していて、発表を聞いた時にはあまりにも予想していなかった事態にかなり動揺しました。
でも卒業発表後、怜ちゃんの配信やモバメ等で想いを聞いたりしていると、とても説得力があり、やっぱこのタイミングだよねと納得……。
怜ちゃんはメンバーの中でも特に人生設計をしっかりしている印象で、去年の大活躍に関係なく、随分前からこのタイミングという意識があったのではないでしょうか。

 

結局これが私の中の真理なんですよね。

 

怜ちゃんの好きなところ

以前にも何度か書いていますが、個人的に怜ちゃんは本当に思い入れの深いメンバーなんですよね。
今の現役メンバーでは一番と言ってもいいくらい。

2016年、私の当時の1推しは大島涼花さんだったのでチームB公演はよく見ていました。
木崎チームBは、最後は卒業しすぎて人数全然いないし、キャプテンも副キャプテンも千秋楽前に卒業したし、とても良いチームだったとは言い難いですが、唯一ドラフト2期の3人についてはこのチームらしさを感じました。

涼花はこのチームで卒業公演をしましたが、その卒業公演で一番泣かされたのが中盤MCの怜ちゃん。

MCお題:名残惜しいことについて
怜ちゃん「私は涼花さんと帰郷ができなくなるのが……」Image with no description

怜ちゃんは透明感溢れるヴィジュアル(特に目)ですが、心も何と澄み切っているのでしょうか。
純粋な美しい涙に劇場で強く心を奪われたことを今でも覚えています。
(何故この時のブログを書いていないのか……)

 

それから3年経った2019年、涼花の卒業後に1推しだったひーわたんの卒業公演がありました。
卒業セレモニーのブロックでは同期である怜ちゃんも出演し、ドラ2で一番しっかりしている怜ちゃんが進行をしていました。

卒業セレモニーで最後の曲が終わった後のMC。
怜ちゃん「寂しいね……進めたくなくなっちゃうMCを」f:id:airjack7:20220129224803p:plain

これは泣かされる……。
この言葉はものすごくジーンと来ますよね。
あまり感情が表に出てこないメンバーは多く、特に自分の好きなメンバーはそういう傾向にありますが、怜ちゃんは感じたことを素直に言葉にするのが本当に上手だと感じます。

こう思ったことは何度もあって、根も葉もRumorで初選抜になり、選抜としての仕事をしていく想いや感想を日々発信してくれたことは、充実感が伝わってきてすごくワクワクしました。
そして、先日の最後のお話し会後のツイートやモバメも素晴らしく、応援していて良かったなと心から思わされる感動的な文章でした。
だからファンも怜ちゃんにずっと付いてきたのでしょうね。

話を戻して、こう振り返ってみると、今1推しの怜音も含めて、怜ちゃんは常に自分の好きなメンバーの近くにいて、印象的なシーンを作り上げてくれた存在でした。
そして、メンバーとメンバーをつなぎ、AKB48の面白さを何倍にも増幅してくれた存在でした。
それだけに、私にとって怜ちゃんは1推しではなかったのですが、日常を明るく彩ってくれたメンバーで、いなくなる喪失感はどのメンバーよりも果てしなく大きいです……。
華があるんですよね、すごく。
怜ちゃんのいないAKB48を今は想像できません。

 

 

久保怜音ちゃんについて

卒業発表

1月25日(火)、SHOWROOMの企画配信にて久保怜音ちゃんが卒業発表しました。

画像

まさしく青天の霹靂で、怜ちゃんの時以上に全く予想していなかったので、もはや涙も流れない、無の感情になってしまいました。
でも本当はいつかこういう日が来ることが分かっていたような、卒業する現実を想像もしたくなくて気づかない振りをしていただけのような気もします。

怜音が卒業発表した後のゆいゆいのツイート。
ゆいゆいが誰かの卒業発表にこんなこと言うのすごく珍しいと感じます。

怜音が卒業発表の次の日にSHOWROOM配信をしてくれました。
この日の配信を見ていて、ゆいゆいがツイートしていたことが少し分かったというか、怜ちゃんと比較して、怜音の場合はもう少し運命が何か好転していれば続けている世界線もあったように感じてしまいました。
誰かが何とかできたんじゃないかと。

 

怜音の好きなところ

怜音推し以外の人の怜音に対するイメージは、「可愛い」とか「癒やし」といった言葉のイメージがおそらく強いと思います。
そこはもちろん怜音の良いところなのですが、そこだけじゃなくて、推しとして活動を追ってきて分かるのは、魅力がとにかく深いということです。
怜音を推しに選んで良かったと思うことが本当に何度もありました。

過去の記事でも何度も書いていますが、私が怜音に惹かれる一番の理由は常に驚きを与えてくれるところです。
色々なイベントで活躍を見ましたが、毎回のように期待値を大きく超えるパフォーマンスを見せてくれて何度感動したことか分かりません
これはものすごいことなんですよね。
推しってやっぱ好きですし、その能力を信じているわけで、期待のハードルは自然とめちゃくちゃ高くなります。
それを毎回毎回軽々と超えてくるのはポテンシャルの深さを感じざるを得ませんし、そんなメンバーは過去振り返っても大島優子さんくらいしか思い浮かびません。

特にこの1年はそう思わされることが多く、AUDISHOWでの振り切った動きで笑いを取ったシーン、根も葉もRumorの選抜の名に相応しいTVでの堂々としたダンスパフォーマンス、サマーパーティーでバッチリ決めた波乗りかき氷、劇場公演で根も葉もRumorを堂々とセンターで踊っていたカッコ良い姿、いわかけるでの感情に訴えかける素晴らしい演技……何度心を震わされたことでしょうか。
こんなに最高の推しは他に絶対いません
また、怜音はかなりの努力家だと思いますが、滅多に努力を口に出しません。
その点も感動に繋がっている気がします。

可愛いだけじゃないということを伝えたく書きましたが、でも可愛いこともまた間違いない事実です。
しかも月並みの可愛さでなく、体感的には歴代メンバーでもトップなんじゃないかと思わされるくらいに。
外部の目線から見て可愛いなあと思って、興味を持って内部に入っていくと、その可愛さの深さにも驚かされます。
顔、表情、仕草、声、ダンス、性格……とにかく全てが可愛すぎて、1秒たりとも可愛くない瞬間が存在しません
詳しくはこの前書いた記事を参照ください。

本当に知れば知るほど面白い存在で、それが当時「怜音沼」と呼ばれていた所以じゃないのでしょうか。


 

 

さとれいについて

常々思うのですが、怜音と怜ちゃんは本当に正反対の存在ですよね。
いつまでもどこか幼さが残りずっと可愛い怜音に対して、昔から大人っぽく美人な怜ちゃん。
性格も、フワフワしている怜音に対して、ズバッと核心を突いてくる怜ちゃん。
先ほども書きましたが、怜ちゃんは言葉を素直に表現するのが上手で、こちらに情景や感情のイメージを膨らませてくれますが、怜音はいつだって少ない本質だけの言葉でこちらに行間を読ませてくれます。

どちらもどちらで最高の魅力があり、また、正反対だからこそ補完性が抜群で、シンメトリーになった時にこれ以上ないくらいにガッチリとハマっています。
正反対だけど、同い年で、同期で、名前にどちらも「怜」が入っていて、怜音と怜という名前はぴったり。
卒業タイミングも同じというのも含め、すごく運命を感じる奇跡のペアだと思います。
怜ちゃんの卒業発表以降、さとれいの投稿が多くて嬉しい反面、切なさに押し殺されそうです……。

卒業発表~卒業までの行動も対照的で興味深いです。
怜ちゃんはファンとの時間をとにかく大切にしていて、舞台には出ず、SHOWROOM配信をたくさんやってくれたり、お話し会も再販や追加日程があって話すチャンスがかなりあり、実際自分も悔いなく話すことができ救われました。
公演についても、A公演だけじゃなく、2人公演や僕太公演も覚え、アイドルとしての最後の姿を多くの人に見せてくれます。

一方、怜音はSHOWROOMの配信の頻度は変わらず、お話し会の再販もほぼなく、最後のお話し会はあっさりと終わってしまいました。
その後の舞台では素晴らしい演技を見せてくれて、心が震えるほどの感動がありました。
怜音は、最後だから特別なことをするのではなく、今まで信じて進んできた道を最後まで歩き続けているのだと感じます。
その姿にファンは今まで惹かれ続けてきたのだから。
怜音はステージでの輝きをみんなに伝えること、ステージで最高のパフォーマンスを見せることをアイドルとして重視しているように感じました。

ドラフト2期について個人的な話をすると、履歴としては、最初はB公演から怜ちゃんにハマり、暇な時に動画を掘っていたら癒やし度の高さからドラ2に一気にハマり、その後に怜音が気になりだし、そこから握手会きっかけでひーわたんが一気に来て、卒業公演まで推し切って、その後は怜音と怜ちゃんを追い、今に至る……。
私のヲタ活人生を半分に割った前半は大島涼花さんを始めとした13期が中心でしたが、後半である2017年以降は間違いなくドラフト2期が中心でした。
思い出も数え切れないほどいっぱいあって、それはこれから迎える卒業公演の時の記事で書こうと思いますが、えりいや歩夢も含め、楽しい時間を提供し続けてくれたドラフト2期には感謝がありすぎます。

AKBに興味を持ち続ける大きな理由だったさとれいの2人が同時のタイミングで卒業するということで、長らく続けてきたAKB48のファンもここが退き時なのかなあ……運命がそう進んでいるように感じざるを得ません。
私は細胞レベルで刻まれているヲタクですが、その細胞の死がこんなにも突然訪れるなんて……ともかく残り1ヶ月悔いのないように。

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<この項・了>