てっの一番いいブログ

劇場公演やライブの感想がメインのAKB48ファンブログ。ファン目線で書きたいこと、残したいことを。

虹色のスーパーアイドル ~久保怜音卒業公演(22.3.27)~ セットリスト・感想・レポート

 

 

卒業公演までの道のり

1月25日(火)

SHOWROOMの企画配信にて卒業発表

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2月13日(日)

最後のオンラインお話し会

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2月17日(木)~20日(日)

舞台「いわかける!」 杉浦野々華 役

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2月23日(水)

最後のTV出演 テレ東音楽祭

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2月28日(日)

IxR Last Stage

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3月16日(水)

B.L.T graduation 高校卒業 2022

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3月19日(土)

高校卒業

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岩立チームB千秋楽

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3月24日(木)

最後の雑誌掲載 B.L.T. 5月号

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3月26日(土)

バトフェス公演 センター

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そして、卒業公演へ。

 

2022年3月27日(日) 17:00~
久保怜音卒業公演

出演

久保怜音・千葉恵里・西川怜・山根涼羽・大盛真歩・山邊歩夢・吉橋柚花・服部有菜

 

セットリスト

前座 渚のCHERRY

M00. overture
M01. 新しいチャイム
M02. 最強ツインテール

ーMCー (自己紹介⇒大盛真歩・吉橋柚花・山根涼羽)

M03. 初恋よ こんにちは (久保怜音・山邊歩夢・服部有菜)
M04. High school days (久保怜音・西川怜・千葉恵里)
M05. 残念少女 (久保怜音・山根涼羽・吉橋柚花)
M06. 友達 (久保怜音・大盛真歩)

ーMCー

M07. この涙を君に捧ぐ (久保怜音)
M08. 支え (久保怜音藤田奈那中田ちさと岡田彩花村山彩希武藤十夢岩立沙穂・千葉恵里・西川怜・山根涼羽・大盛真歩・山邊歩夢・吉橋柚花・服部有菜)

ーMCー

M09. 虹の列車

ーVTR(阿部マリア)ー

ーMCー

 

感想

ひーわたんの卒業からの約2年半、私の1推しはずっと久保怜音ちゃんでした。
しかしながら、B千秋楽も卒業公演もいずれも落選……。
でもこの結果にあまり不満はありません。
昨年11月4日のチーム公演再開初日のB公演。
幸運にも当選して劇場で見ることができたこの公演ですが、体感で観客の5~6割は怜音推しでした。
それだけ現場での怜音の人気はものすごいものがあって、卒業公演も、え、この人が落選するのというのも結構見受けられたので、自分が落選したのはまあ納得です。

ということでオンデマで見守っていました。
余計な話をしてしまいましたが、1曲ずつ振り返っていきたいと思います。

 

前座 渚のCHERRY

overtureの前にいきなり前座で出てきてびっくりしましたが、はぁ~可愛い!
こんな可愛い子が前座に出てきたら、ずっと後ろ髪を引かれて本編が頭に入ってこなくなりそうです。
怜音が前座に出ていた頃は本当に子供でしたが、こんなにしっかりとした大人に成長しました。

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M01. 新しいチャイム

怜音にとって初めてのセンター曲で、そして唯一のセンター曲です。
「新しいチャイム」は怜音にとってすごく重要な曲になりましたよね。
朱里チームB公演のセンターはせぃちゃんですが、朱里チームB唯一のオリジナルソング「新しいチャイム」で期待をかけて当時14歳の怜音をセンターに選んでくれたことは、怜音のアイドル活動において大きな意味を持つことになりました。

「新しいチャイム」で特に印象に残っているのは、本編最後に大観衆の前で1人で歌ったソロコン、そして岩立チームB千秋楽での最後。
怜音がセンターであることとは関係なく、曲自体もめちゃくちゃ好きで、ストリングスに壮大さと爽快さを感じ、心に風を運んできてくれるというか、何か新しいことが始まるワクワク感があります。

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M02. 最強ツインテール

こういうTHEアイドルみたいな曲はあまり好きにならないのですが、最強ツインテールは大好きな曲です。
聴いていてウキウキする曲で、コンサート等でもよく使われていて、「最強ツインテール」のステージは見ていて元気が出ます。
「最強ツインテール」のオリジナルメンバーも相当良いメンバー構成ですが、印象的なステージは春のLIVEフェスのSucheese。
Sucheese好きだったんですよねえ……歴代でも最強に可愛いユニットだったと思います。
あと、この日見ていて思ったのは、えりいはこういう曲で本当に強いですね。

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M03. 初恋よ こんにちは

早くもここから卒業ドレスで登場。
歩夢も服部もBメンで、この曲もやっていたため、先週に千秋楽を迎えた岩立チームBがこの時間だけ帰ってきたようでした。
私はシアターの女神公演の楽曲はあまり評価していなかったのですが(特にユニットは)、怜音の「初恋よ こんにちは」は本当に可愛くて、衣装もとても似合っていて、楽曲の良さが引き出されていましたね。
何度か書いていますが、可愛いの表現力において、怜音の右に出るメンバーはいないと思います。

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M04. High school days

これはやばい!!
ドラ2の年少組3人だけのユニットは意外と今まであまりやっていなかったのでは?

中学~高校の青春時代をAKBで共に過ごした同期の同い年の3人。
ドラ2は始め運営からも良い扱いされていたとは言えず、怜音もえりいも怜ちゃんも自分で振り付けを起こして、連日レッスン場で練習していたと聞いています。
研究生からなかなか昇格できず、これだけの才能があるのに昇格するまで2年以上かかった苦労人。
3人それぞれ全く違ったキャラクターで、それぞれの良いところを伸ばし続けていった結果の、2021年「根も葉もRumor」での3人の選抜入り。

何というドラマチックさでしょうか。
High school days」はそんな3人にぴったりの完璧なチョイスだったと思います。
それにしても、やっとスタートラインに立ったところで2人はいなくなってしまうのか……私は正直まだまだこの3人がもっと上に駆け上がっていくところを見たかったです。
ドラ2のエース・怜音、大騒ぎ天国でセンターのえりい、レコ大でフロントポジで大活躍した怜ちゃん、その輝かしい未来はもう手の届くところまで来ていたのに……。

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M05. 残念少女

怜音曰く「病み選抜」。
怜音の残念少女といえば、2019年のBのコンサートを思い出しますね。
その時もそのコンサートで一番印象に残るくらいに良かったのですが、2年以上経ったこの日のステージを見て、表現力がよく成長したなあと感じました。
いわかけるを見た時にもセンスの良さを感じて、怜音は結構演技が向いていたのではないかと思います。

あと、怜音と関係ないですが柚花の歌がかなり魅力的になってきていて凄いです。
最近、オンデマを見るたびに柚花の歌に惹かれている自分がいます。
どのタイミングからか分かりませんが、これほどハッキリと良くなることってなかなか無くて、面白いメンバーだなと思います。

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M06. 友達

怜音とまほぴょん2人での「友達」。
この選曲は多くの人の涙腺を破壊したのではないでしょうか。
まほぴょんの歌の上手さがより一層、感動を心に響かせてくる……。

怜音はあまり自分から話しかけるタイプじゃないので、後輩でめちゃくちゃ仲良いメンバーはそんなにいないイメージなのですが、まほぴょんとはずっと仲良し。
怜音にとってまほぴょんの存在は、後輩メンバーではなく友達だという想いを感じる選曲です。

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間奏での台詞のサプライズが更に感動的な光景を作り上げています。
間奏の台詞をカラオケで怜ちゃんの前で練習していたというエピソードがまた良い。
この曲は、普段あまり感情を見せない怜音が、まほぴょんへの感謝を強く表に出した特別な時間だったと感じました。
個人的にこの公演のハイライトでした。

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M07. この涙を君に捧ぐ

ここからが通常の卒業公演でいう卒業曲ブロック。
怜音が大好きなNO NAME。
怜音がAKB48を好きになったきっかけは「AKB0048」なんですよね。

AKB0048で盛り上がっていた小学生が、AKB48に憧れ、オーディションを受け、合格し、選抜としてAKB48を背負って活躍し、最終的に、怜音のことが大好きな多くのファンや、怜音のことが大好きな多くのメンバーに見守られながら、大好きなAKB0048の曲を堂々とソロで歌う……。
そのストーリーを知っている人からすると、この曲を歌う姿の輝きはあまりにも眩しすぎます。
私が好きな怜音がこの1曲に詰まっていました。

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M08. 支え

ソロで歌った前曲との対比があって、怜音を支えてくれた多くのメンバーと一緒に歌った「支え」。
怜音を溺愛していたなぁなさん、キャッチフレーズを継承した中田ちぃさん、憧れのメンバーゆいりーさん、ドラ2の母・彩花さん、Kや選抜で一緒で仲の良かった十夢さん、今のチームBキャプテン・さっほーさん。
意外な選曲だなと最初は思いましたが、いつでも周りへの感謝を忘れない怜音らしい選曲だなと感じます。
そして、そんな怜音の優しさに私はいつも支えられていました。

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「支え」の後に卒業スピーチ。
印象的だったのは以下の部分。

逃げ出したいと思う時もあったんですけど、周りを見たら自分よりももっと頑張ってるメンバーとかがいたので逃げ出したいとか弱音は言っちゃだめだなーと思ってずっと弱音とかはあまり言えなかったんですけど、今思ったらもっと、んー、自分に厳しすぎたのかなと思ったので、これからはもっともっと自分を大切にしたいと思うので、ファンの皆さんも自分を大切にしてほしいです。

怜音は、私たちには一切苦労を見せませんが、ステージではいつも最高のものを見せてくれます。
相当な努力家で、こんなにストイックなメンバーはなかなかいないし、そこも怜音の凄かったところだと思います。

 

M09. 虹の列車

最後の曲。
怜音といえばやっぱりこの曲!
ソロコンの「虹の列車」での観客席の美しい景色は今も忘れられません。
私は普段ファンを褒めることはまずないのですが(特に推し被りは)、怜音のファンはすごく良かったと思います。

卒業公演のドレスも虹色、スタンドフラワーも虹色、観客席のペンライトも虹色。
この日の「虹の列車」のステージが怜音史上最も可愛かったと思います。

この後の阿部さんのヴィデオメッセージで、怜音が入ったばっか、小学生の頃に、学生が終わるタイミングでAKBを卒業して動物に関わる仕事がしたいと言っていたのが印象的だった、という話が出てきます。
その頃から一貫した考えで、高校卒業のタイミングという時刻通りに虹の列車に乗り込み、夢に向かって出発する怜音。
私は怜音のステージを見て感動したことが何度もあって、それはまるで綺麗な虹を見た時のような気持ちで、私にとっては怜音自身が虹のような存在でした。

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AKBに残るドラ2からアルバムのプレゼント。

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駆けつけてくれたひーわたんと奈央ちゃん。

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そして、まほぴょんから個人的にピンクのバラのプレゼント。
怜音はバラ100本の話ずっと言ってましたよね笑
高すぎて100本買えなかったことも含めてめちゃくちゃ良いシーンでした。

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そして終演……。
すごくとあっさりと終わった印象でそれも怜音らしいなと思いました。

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スーパーアイドル・久保怜音

推しというのは論理的には決まるものではなく、直感で決まるものだと私は考えています。
その1推しの選択が正しかったかどうかは、卒業するタイミングまで分かりません。
卒業公演を終えて今思うのは、怜音を選んだ決断はこれ以上ない正解だったということ。
こんなに推しがいのあるメンバーは他にいないと断言できます。

AKB48には何十人もメンバーがいて、その中で1推しにしたいと思わせるのは何かしらの才能があるわけですが、怜音に関しては今まで推してきたメンバーの中でも特に類まれなる才能があったと感じます。
怜音のようなふわふわして可愛いアイドルは、アイドルのタイプとしてはよくいますが、その究極の完成形だと思います。
アイドルの教科書があったらアイドル史の偉大な人物として載せるべきとすら思います。
怜音のようなアイドルに憧れる人はたくさんいるのではないでしょうか。

可愛いだけみたいに言う人もいるし、本人も気にしていたみたいですが、その可愛さが突き抜けているんですよね。
容姿、表情、仕草、声、ダンス、性格など、こんなにも全てが可愛い人はいませんし、可愛く見せる表現力についてもピカイチです。
私にとってはかつて見たことがないスーパーアイドルでした。
あまりにも理想のアイドルすぎて幻のような……でも確かにここに存在していました。

怜音の優しさにも何度も救われていて、こんなにも毒のない人間が世の中に存在することが驚きです。
尖ったところが一切なく、そこが非日常的で、いつも癒やしをもらっていました。

まだまだこれから先どんどん活躍のステージが上がっていくメンバーだったと思いますし、口にしていたAKB48のセンターも夢ではないと思っていたので、このタイミングでスパッと卒業してしまうのは残念な気持ちも正直あります。
怜音推しだった約2年半、興味を持った頃からだと6年くらいでしょうか。本当に楽しい日々でした。
怜音を選んで良かった。そしてやはり私は推しを選ぶセンスがあった。
感謝しか無いです。
7年間お疲れ様でした。そしてありがとう。
スーパーアイドル・久保怜音は私の心にいつまでも存在し続けることでしょう。

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2022年3月27日(日) 久保怜音 卒業公演
 久保怜音

 

最後のSHOWROOM

卒業公演の次の日に最後のSHOWROOMをしてくれましたが、まさかの料理配信 笑
誰1人として予想していなかったのではないでしょうか。
最後まで自然体すぎて本当に怜音らしいというか……。
約2時間半も配信してくれて、いつものような配信であまり終わりを感じさせないまま進んでいったのですが、最後の10分に突然別れの切なさが襲ってきます。
りきねちゃんを呼ぶところは名シーン。
これまで当たり前にあった日常が泡のように消えていく切なさに溢れていましたね。
怜音だけじゃなくてりきねちゃんにも日々癒やしをもらっていました。
怜音もりきねちゃんもいつまでも元気でいてください。

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<この項・了>

Photo by https://twilog.org/sunMOONtruth_/date-220327

 

 

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