てっの一番いいブログ

劇場公演やライブの感想がメインのAKB48ファンブログ。ファン目線で書きたいこと、残したいことを。

AKB48 チームA「目撃者」公演 (21.7.29) 感想・レポート

2021年7月29日(木) 12:30~
AKB48 チームA「目撃者」公演

出演メンバー

佐藤美波・篠崎彩奈・鈴木くるみ・田口愛佳・西川怜・古川夏凪・道枝咲・山根涼羽

 

感想

行ってきました!約3年ぶりの目撃者公演!!

 

↑3年前に書いたブログ記事 

目撃者公演の応募に至るまで

前回入った時に目撃者公演の良さに感動したのを昨日のことのように覚えていますが、3年以上経っていたことに驚きます……月日の流れは早い。
目撃者公演はずっと行きたかったのですが、どうしても推しがいるB公演が優先になってしまい(B公演もそれほど入っていませんが)、その他その時に興味ある公演にもちょくちょく入っていたら3年も経過してしまいました。

ところで皆さんは2021年のおうちリクアワを覚えていますでしょうか?
チームBの回で2010-2011年の楽曲が対象だったのですが、3位がずっとずっと、2位が摩天楼の距離、1位が憧れのポップスターと見事に目撃者公演の楽曲がベスト3を独占
そして、おうちリクアワではチームAの回とSecond Generationの回で素晴らしいパフォーマンスを見せて大活躍し印象を残したのが田口愛佳ちゃん
劇場で生でパフォーマンスを見てみたい!と強く思わされました。

上記の出来事から目撃者公演への興味がメラメラと再燃してきて、B公演1回当たったらすぐ応募しようと決意し、先月にB公演を当てて、怜ちゃんと愛佳がいるタイミングを待ってやっと応募できました。

それで来たのがまたもキャン待ち!!
今年キャン待ち多すぎでしょ。こんなに多い人他にいるのか?

f:id:airjack7:20210731205845j:plain

f:id:airjack7:20210731205853j:plain

※翌日の公演は無理な番号でした。

今回はキャン待ち6番だったのでまあ大丈夫だろうと思いつつも、前日まで全く番号が進まず不安に苛まれました。

 

目撃者公演での狙いのポジションと実際

前日の夜にやっと繰り上げ当選が確定。
フォロワーの方に「怜ちゃん狙いなら下手が良い」というアドバイスをいただいたのですが、自分でも予習した結果、目撃者公演自体をじっくり見たいのもあり、センブロの拘りがなかなか捨てられないので本命は立ち最センブロ下手2.5に。

結局この日は抽選順が10巡で、たまたま直前ギリギリで立ち最センブロが埋まってしまったため、アドバイスを思い出し、下手ブロック立ち最柱2の位置を選びました。
これが結果的に大正解の選択になります

 

目撃者公演の魅力 

3年前の記事で目撃者のイントロに感動したと書いていて、大袈裟だなと思っていたのですが、実際見るとこの日もかなりの感動がありました。
目撃者のイントロは本当に良い仕事をしていて、このイントロ一発で公演の世界に引き込まれます。
私の2011-2012年当時の思い出補正もあると思いますが、非常に心を揺さぶられるイントロです。f:id:airjack7:20210731210345j:plain

2曲目の前人未到
え!?こんな良い曲だった!?と驚かされました。
目撃者からの流れが見事で曲の良さが引き立っています。

前半4曲の目撃者→前人未到→いびつな真珠→憧れのポップスターの流れは素晴らしいですよね。
この流れで見る憧れのポップスターは、ステージを視覚と聴覚でしっかりと感じ取ると、光が差し込んでくる感覚を覚えます。
これが何とも言葉に表せられない良さがあります。f:id:airjack7:20210731210519j:plain

 

私は目撃者公演のユニット曲についてはこれまで何度か厳しい評価をしてきましたが、このユニット曲があるからこそ全体曲が活きているのではないかということにこの日気付かされました。
ユニット曲は派手さはないものの、目撃者公演の世界観にしっかりと溶け込み、ユニット明けの美しき者からまた世界が動いていく前で、繋ぎとしての役割を果たしています。

 

ユニット明けの美しき者→アイヲクレ→摩天楼の距離の流れは完璧です。AKB48の公演史上最も完璧な流れだと思います。
(RESETの毒蜘蛛→オケラ→ホワイトデーには…が次点)

この日見た摩天楼の距離は凄すぎました!
こんなにも楽しい時間が他にあるのかというくらいに楽しすぎて頭おかしくなるレベルでした。
摩天楼の距離はあおきー公演でもやっていて、単体で聴いてもAKB48屈指の名曲だと思いますが、目撃者公演のこの流れで聴くと全く違って何倍も良い曲に感じます。f:id:airjack7:20210731210851j:plain

アイヲクレのアウトロから摩天楼の距離のイントロの繋ぎ方、神がかっていますよね。
アイヲクレの閉じた世界から、摩天楼の距離のイントロで、ドラムがリズムを刻みながら徐々に盛り上がっていき、開始20秒くらいでギターが入ってきて無限大の世界に広がっていく高揚感がやばすぎます。
こんなにもドーパミンがドバドバ生成されるイントロどうやったら作れるのでしょうか。
間奏のクラップも楽しすぎます。
3連MIX打てないのが残念ですが、この日は周りの観客の盛り上がりにも恵まれ、半端なく楽しかったです。

摩天楼の距離は歌詞も素晴らしい。
摩天楼の距離の歌詞は前田敦子さんに当て書きしたのではないかとよく言われていますが、それだけに歌詞の熱量・完成度の高さが他の曲と比べても抜きん出ていると感じます。
この日のセンターは怜ちゃんでしたが、AKB48の輝きと残酷さを歌った歌詞は、センターに立つ人の誰にも心に深く響く歌詞なのではないでしょうか。
過去で印象に残っているのは本田そらちゃんの卒業公演の摩天楼の距離
そらちゃんがセンターで歌って踊る姿は、エモさ溢れる最高の光景でした。

命の意味は重厚な音楽がジーンと感動を誘います。
アンコール開けのI'm crying→ずっとずっと→Pioneerの流れも陰陽・冷熱の流れが見事です。

目撃者公演は流れが本当に見事で、極めて完成度の高い公演だと思います。
目撃者公演の真の良さは劇場で見て初めて体感できます。
ぜひ皆さん劇場公演に足を運んでください。(何の宣伝?)

 

メンバーについて

怜ちゃん狙いのポジション取りでしたが、想像を遥かに超える爆レスで笑いました。楽しすぎます。
この位置が怜ちゃんが多く来るのもあるし、来たら毎回爆レスでびびります。(ヲタクの思い込み)
怜ちゃん推しはこのポジション一択だと思います。それぐらい良い。

冒頭に紹介した3年前の記事で絶賛しましたが、あの時は14歳だったのですね。
こんなに成熟した14歳は他にいません。
3年ぶりに見た怜ちゃんはしっかり成長も感じ取れて、良さを残しながらより大人な表現力の深いパフォーマンスに進化していたように感じました。
怜ちゃんの魅力は何と言っても目。
目撃者(曲)の時点で、あの美しい瞳に吸い込まれて、FFで言う魅了状態になって怜ちゃんしか追えなくなりました……。
やっぱり怜ちゃんがNo.1!!f:id:airjack7:20210731212526j:plain

愛佳は3年前の記事では期待以上のパフォーマンスでなかったと書きましたが(すみません)、この日はバッチリ期待を上回ってきました。
愛佳はこの1年でめちゃくちゃ成長したと感じます。
驚くくらいに細かい手や腕の動き、陰鬱な表情の表現力、手の振りは滑らかで美しい。
何もかもがハイパフォーマンスで素晴らしかったです。
お金を取れるパフォーマンスなのかという議論が昔からよくありますが、愛佳のパフォーマンスはその域に到達していると思います。
それくらい魅力があります。今のAKB48ではトップクラス。
何か最近はたかみなみたいな雰囲気を感じます。
可愛いたかみなという感じ。(たかみなが可愛くないという訳じゃなくて系統の問題)
f:id:airjack7:20210731213240j:plainf:id:airjack7:20210731213254j:plain

さとみなは可愛くなりましたね~。
おそらく怜音とかはーたん同系統で、僕の好きなタイプ。
最近かなり気になる存在です。f:id:airjack7:20210731213813j:plain

くるるんはMCがめちゃくちゃ面白かった。
モスキート音出していたのと、怜ちゃんにMCもう1回させてたの面白すぎました笑
この人は弄られた時に進化を発揮するタイプですよね。
最近くるるんがMCにいるとつい注目してしまいます。f:id:airjack7:20210731214234j:plain

 

チームAについて

ブログとかツイートを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、チームAに関して私はこれまでずっと批判してきました。
KとBに比べてかなり軽視してきたチームなのですが、それだけにこれだけ面白い公演を見せてくれた衝撃が大きい。
コロナ禍以降で見た公演では間違いなく最高、それどころか歴代見てきた中でも屈指に楽しかった公演と言っても良いくらい。
この日があやなん以外みんな若手というのもあったかもしれませんが、確実に良いチームになってきています。

しかしながら、こういうことがあるから劇場公演は面白い。
劇場公演が新規をどれだけ取り込んでいるのかは分かりませんが、既存ファンを引き止める抑止力は間違いなく大きいです。
劇場公演のクオリティが維持される限り、AKB48ファンは辞められないなと思います。
(著名人公演とか前回のチームとかひどい時期もあったけどよくここまで戻してくれた……)

 

<この項・了>

Photo by https://twilog.org/dedemaruenzo/date-210729