てっの一番いいブログ

劇場公演やライブの感想がメインのAKB48ファンブログ。ファン目線で書きたいこと、残したいことを。

大島優子について今、思うこと

ヲタ活においてはほぼ最高の1年を過ごすことができた2013年。
1年を振り返るブログを書き終え、自宅の部屋のTVで紅白を見ていたら、2013年も残り1時間というところで大変大きな衝撃に見舞われた。
2013年を代表する1曲である恋するフォーチュンクッキーが終わり、大島優子がマイクを持ち、その時に変な間が空いた。
SSA前田敦子の、AKB48劇場ロビーで仁藤萌乃の、TDCホールで松原夏海の、そして先週AKB48劇場佐藤亜美菜の発表を体感してきた私はもう分かっていた。


大島優子AKB48卒業発表。


この後どうやって年を越したのか記憶にない。
私はちょっとしたことですぐ泣いてしまうのだが、涙も出ず。
ただただ茫然。

覚えてるのはひたすら言葉を読んでいた自分。
TwitterGoogle+
間髪入れず考える隙も与えない衝撃に対しては、飾らない本心が言葉になる。
幸か不幸か、現代ではその言葉の渦をSNSで読むことができる。

その渦の中で大島優子推し以外の言葉を拾い上げる。
そこで目立ったのは、「大島優子が抜けるとAKB48はどうなるんだ」、「総選挙はどうなるのか」、「チームKは大丈夫なのか」…。
大島優子が抜けた後の残った側の未来を憂う言葉である。
それだけ「大島優子」という存在は大きい。
今日本で一番CDを売り上げているグループの命運がたった1人によって変わってしまうかもしれない。
それだけの存在なのである。


一晩経って、モヤモヤした想いを抱えながらもある程度平静を取り戻した時に考えたのは、
大島優子がAKBからいなくなるとどうなるかということ。

まず、大島優子のパフォーマンスが見られなくなるということ。
大島優子のパフォーマンスは凄い。
身体は小さいのにダンスは大きくキレがあって、何より女優の経験からできる表情の幅が他のメンバーと比べものにならない。
大島優子の魅力の大きな1つであるパフォーマンス見られなくなるのは寂しいことだ。

もう1つはもう会える機会がなくなるんじゃないかということ。
AKB48は会いにいけるアイドルである。
時間は短けれど、全国握手会に足を運べばあのTVの中で活躍するスターの大島優子と話せるのである。
TVドラマや映画を見て、その女優に感想を直接言うことができるってのは私の中で非常に斬新なことで、これが最高に楽しかったのだが、それももうできなくなるかもしれない。
何より大島優子の握手対応は凄い。
短い時間でも長い時間でも、話題があってもなくても、常に最高の対応をしてくれる。
大島優子の握手は一種のエンターテイメントといえるくらいに。
会えなくなるのは寂しいことだ。


現実感がまだどこかない状態を現実に持ってくるのは当事者に近い第三者の言葉である。
1月1日夕方頃に目にした高橋朱里武藤十夢、特に武藤十夢Google+投稿は見ててとてもつらかった。
(参考:大島優子卒業発表に対する各メンバーのGoogle+、Twitterでの反応まとめ - NAVER まとめ)

まだモヤモヤした状態が続き、そんな中で何かを感じ取ろうと私は1月4日に栃木県の壬生を訪れた。
更にこの日は大島優子秋元康の対談が載ったAERAの発売日、
そして卒業発表後初めて大島優子ブログが更新された。
この更新された大島優子ブログの記事は隙がない完璧な記事である。
ファンの想うことに全て答えている。
大島優子がいかにファンのことを完璧に理解しているか分かる。
先ほど書いたようなこれだけ大きな存在になってもだ。
大島優子は真のプロフェッショナルだ。

AKB48の活動を楽な道と記しているのが凄い。
日本で一番売れているグループを一番支えたのは間違いなく優子だというのに。
その苦労は計り知れない。

AERAのインタビューでもあったけど、優子はファンのことを考えすぎてて、
それでプラスになることも勿論多くあるけど、それがどこか制限になっていたのかなという。
だから「AKBにいる私が進めるのはここまでのステップまで」で、そこから解放されることで、余裕を持つことでまた新たなステップにいけるんじゃないかと。
前田敦子の今の充実ぶりを見ているとそう思う。

大島優子のこのタイミングでの卒業という決断。
それに対する批判やファンの声など全てを、優子は予期していたように感じる。
大島優子の考える量、思考の深さは本当に凄い。

大島優子は結構ぶっちゃけることも多くて、本心を見せてくれるところがまた惹かれる点であると思っていたが、本心を見せているように見せるのが上手いのだと気づく。
隙がないのに、意図的に隙を作っていた。
卒業発表で改めて分かる大島優子の凄さ。

優秀なファンは優子のブログを見て、夢へと向かう優子を応援しよう、前を向こうという風になっていると思うが、優秀じゃないファンの自分は今はただただ寂しい。
心の端に銃弾が打ち込まれたような感覚だ。
モヤモヤは晴れない。
いずれ受け入れられる時が来るのだろうか。


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大島優子卒業発表後によく議論されていた話題について自分なりの見解を。
(※あくまで個人的見解です)

■何故紅白で卒業発表したのか?
それはブログに書いてある通りで、それが本心だと思います。
紅白の私物化みたいな意見をたまに見ますが、発表する場なんてどこでもいいんじゃないかと思いますけどね。
それを言ってるのは一般じゃなくて一部の強いある特定のファンか、アンチみたいな感じなのであまり気にする必要はない。
むしろ優子推しとしては劇場じゃなくて良かったのかという話ですが、優子推し全体としてもどこでも良かったって結論でしょう、おそらく。


■卒業時期はいつなのか?
優子の卒業発表後のインタビューで、あまり長くしたくない、いつまでいるんだって状態にしたくないと言っていたので、やはり国立競技場でのライブが一番可能性高いと思います。
しかし、優子の性格上、今あるイベントを全部やり切ってからという思いもおそらくあって、
そうなると、写メ会が6月まであるので、夏のライブでしょうか。
でもそうすると長すぎる気がするんですよね。まあ板野さんはそれぐらいでしたが…。
結論としては謎です。(ひどい)
とにかく多くの人が見られるところで卒業ライブが行われるとは思います。
次のシングルの個別券が販売されるかどうかがまず注目ですね。
これも優子の性格上、もう一度くらい販売されるチャンスがありそうな気がしますが…。


■優子が抜けた後のアンダーは誰になるのか?
以前に個別握手会で優子と自身が抜けた後のアンダーについて話したことがあります。
(https://twitter.com/airjack8/status/345818087301476354
 https://twitter.com/airjack8/status/345818200467968000

 https://twitter.com/airjack8/status/345818336858353665 )

その時に挙がったのが田野ちゃんと十夢。
田野ちゃんは表情は優子に及ばないところはありますが、ダンスは優子と遜色ないレベルで、表現力も上がってきています。
また優子と背格好も近い。
鈴懸選抜に入り、メディアに登場する機会も増えてきており、最も適任だと感じます。

十夢は優子が育てた最後のメンバー。
パフォーマンスはまだまだですが、どこかスター性を感じるオーラが武器です。

がしかし、現実はいきなりフロントに来るというのはなかなか考えづらいので、
最初は川栄とかになるかなという予想です。
AERAで空いたポジションを巡ってしのぎを削って欲しいと言っていたが、そうなって欲しいですね。
今のAKBはガツガツしたメンバーがあまりいませんが…。


チームKは大丈夫なのか?キャプテンは?組閣は?
幸運にも最近(12/22)チームK公演を見まして、これはそのうち記事を書く予定ですが、
個々のパフォーマンス力は高く、なかなか面白い公演をしていました。
ただどうしても華が足りない印象は受けました。
まりやぎと十夢はいるんですが、それだけだとちょっと弱い。
秋元才加、板野、仲谷、増田、松原、光宗、それに加え優子、亜美菜も抜けるとさすがにきついですね
…。
珠理奈も実質いないし、良い悪い以前にそもそも絶対的な人数が少なすぎるという。

キャプテン問題ですが、私は島田がいいと思います。
今の実質的な副キャプテンは倉持だと思いますが、チームAが佐藤すみれ松井咲子ではなく横山を指名して上手くいった例に倣い、島田の方が面白い方向に変わるかなと。
チームAは篠田麻里子の卒業をきっかけに最高のチームに見事に変化していきました。
チームKにおける優子卒業はそれ以上に大きな出来事かと思われますが、どう変わるか。

ハート・エレキのチーム曲がどのチームも非常に良く、やっとどのチームもいい感じに固まりつつある感じがするので組閣はしないと思います。
今組閣すると今のチームを作った意味がない。まだ何も成し遂げてない。
ただ、運営は何をするか分からないのであり得ない話ではないですが…。