てっの一番いいブログ

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幸福感に包まれるもう1つのクリスマス ~AKB48 チームA「重力シンパシー」公演 齋藤陽菜生誕祭 (2022/12/22) 感想・レポート~

2022年12月22日(木) 18:30~
AKB48 チームA「重力シンパシー」公演 齋藤陽菜生誕祭

出演

岩立沙穂・大竹ひとみ・齋藤陽菜・永野芹佳福岡聖菜・馬嘉伶・道枝咲・吉橋柚花

 

感想

 

公演に入る前まで

クリスマス3日前とよく騒いでいた(?)今年のはーたん。まさかそのクリスマス3日前に生誕祭が開催されるなんて思いもしませんでした。

はーたんは5月生まれですが昨年の生誕祭も12月開催でしたね。昨年の生誕祭は本当に最高で、歴代入ってきた全ての公演の中でもトップ3には間違いなく入るくらいに楽しくて、今でもよく振り返るくらいに。

 

そこから1年経って、その間に色々なことがありました。1年前に想像もしなかったような現在地に立っていますが、ただ1つ今の軸になっているのは、A公演が本当に爆裂に楽しいということ。公演は1回入ったら、基本的に同じ演目・同じメンバーなので何度も記事を書かないか、書いても薄いアウトプットにしかならないことが多いのですが、今のA公演は毎回高くなっていくハードルを優に超えてくるので、熱量高いアウトプットが自然と湧いてきます。

生誕祭の開催が発表されたのが12月16日。
出演メンバーを見ると、ちゃけ・柚花とAのドラ3がみんな揃って、前チームの岩立Bで特に可愛がってくれた先輩のさっほーとせぃちゃん、沖縄に一緒に行ったさきぽんと、もう完璧なメンバー構成。
推しは(今は)1人ですが、ヲタクあるあるというか、特に僕の場合はそうで、関係性にすごく惹かれるのですよね。推しが他のメンバーと絡んでいる時は普段見られない一面が引き出されたり、何倍にも面白く感じます。だからこの出演メンバーが発表された時は絶対に最高の生誕祭になると確信し、毎日が遠足の前日のようなワクワク感に溢れていました。

ただ何でこのタイミングなんだろうと嘆いてしまうくらい、公演当日までに試練が襲ってきます。

12月19日、この日は僕の太陽公演だったのですが、出演メンバーだった柚花が体調不良で当日に急遽休演。生誕祭の主役であるはーたんは、クリスマスまでほぼ毎日SHOWROOM配信をしていたのですが、19日以降は体調を崩して配信ができなくなってしまいました。

12月20日はA公演でしたが、この日はこみが当日に休演が決まり7人公演になり、数日前から体調が悪そうだったはーたんも一部出演になってしまいました。この2日後の生誕祭は無事に開催できるのだろうか、ネガティブな感情の渦に巻き込まれそうになりました。公演当日も全く気持ちが落ち着かず、公式ブログの更新を開演の直前まで警戒していました。

反面、不安な気持ちに負けないくらいに楽しみな気持ちも相当あって、昨年の生誕祭から今まで入った公演を振り返って予習もバッチリ、感情も最高潮に持っていきました。
前述した通り、最高のメンバー構成で最高の生誕祭になることは間違いないと確信していたので、あとは抽選入場だけ。今までのA公演はずっと抽選巡に恵まれていて、そのおかげでこんなに楽しい現在地になっているのもかなりあったので、その軌跡から、良い運命が訪れるのではないかと、そう信じていました。それでもこの3巡という望外の結果によってドーパミンがとめどなく溢れ出て……どれだけ楽しくなるのか、自分の脳の範疇では想像もできないくらいの期待感で劇場のドアをくぐりました。

 

前半曲

「女神はどこで微笑む?」はカッコ良い曲で、1曲目からA公演の世界観にグッと引き込んでくれる曲なのですが、生誕祭の嬉しさが隠しきれないこの表情笑 普段あまり感情を教えてくれないのに、劇場公演だと楽しさがこんなに前面に出るの可愛すぎませんか?大好きなところです。

本来はカッコ良い1曲目からそんなテンションなので、2曲目の「ハートのベクトル」ではもう笑顔全開。あまりにも可愛すぎます。こんな楽しそうな推しを見たらファンとしては幸せに決まっていますよね。

3曲目の「重力シンパシー」はセンター曲。はーたんの可愛さと躍動感、1~2曲目からの楽曲の流れの良さも合わさって、無敵のステージです。重力シンパシー公演のピークの1つだと思います。

 

この日は前半曲の衣装で写真撮影で嬉しい。

自己紹介MCでたくさんのお祝いの拍手に嬉しそうなはーたん。

自己紹介MCのお題:円周率のようにずっと続いて欲しいこと

はーたん「私が続いて欲しいのは、今たくさん街で光っているイルミネーション。クリスマスが過ぎたら消えちゃったりとか、冬のものってイメージがあるじゃないですか。私はイルミネーション見るのが好きなので、オールシーズンずっと点いていて欲しいんですよ。だけど難しいから、ぜひ皆さんがペンライトをたくさん振ってピカピカ見せてくれたら嬉しいです!」

中盤MCでちゃけも言及しますが、なんてアイドルなんだろう。性格も可愛すぎます。

 

ユニット~中盤曲

水曜日のアリス」は衣装が抜群に似合っていますよね。可愛い(何回言うのか)。ネコになりたいはーたんですが(ユニット明けMC参照)、この曲ではウサギになりたい気持ちにならないといけないので大変そうです。

みんな大好き「君のC/W」。センター曲です。これも終演後コメントでちゃけが言及していましたが、可愛いですね~(語彙力なし) 。はーたんは可愛いという言葉の具現化でしょうか。

 

中盤MCははーたんについて。

ちゃけ「影ナレで声がめちゃめちゃ可愛すぎて、どこの声優さんが喋っているんだろうと思って」

いや~分かります!はーたんの声は可愛くて聴いていて本当に心地が良い周波数(?)です。

ちゃけ「さっき話していたんですけど、2人で出るの本当にいつぶり?っていう」
はーたん「そう!めっちゃ久しぶりなの」
ちゃけ「同期なのに一緒に出ること少ないんですよ」

はーたんとちゃけの共演は本当に少ないですよね。僕は岩立B→向井地Aはあれだけ追ってきたというのに、劇場でちゃけ見るのは何とこの日が初めてでした。

ちゃけ「それで、はーたんの影ナレの声初めて聴いて、なんて可愛い声しているんだろうと思って」
せりか「それなあ」

せりかさんも思わず同意の声が漏れてしまいます。

さっほー「自己紹介を着替えながら聴いていて、それも可愛くて、声だけで可愛いって何!?」
ちゃけ「それに、イルミネーション見られなくなっちゃうからファンの皆さんが灯してくださいって……アイドルだ!ってなりました
誰か「灯す~」

我々の思っていることを代弁してくれるちゃけ。自己紹介MC聴いている時に私もこのちゃけと全く同じ感情・表情になりました。

 

はーたんに可愛い曲のイメージを持つ人も多いかもしれませんが、最近は急激に大人に成長してきて、「1994年の雷鳴」のようなカッコ良い曲も似合うようになってきました。はーたんは歌が本当に安定していますよね。見ていて絶対に大丈夫だという信頼があります。

「涙に沈む太陽」はAKBの曲にはあまりない複雑な曲構成で好きです。この曲もはーたんがポジションセンター。一番の見せ場はラスサビ前で椅子に登るところ。前に一度上手くいかなかったことがあったので緊張して見てしまいますが、この日はバッチリ決まっていました。

カッコ良さや表現力が必要とされる曲が2曲続いた後の可愛い楽曲「素敵な三角関係」。流れが秀逸ですよね。はーたんとさっほーの絡みに毎回癒やされます。

「デッサン」は手つな公演の「大好き」に近い存在で、この曲の時間は終始推しのことで頭がいっぱいになります笑 サビでハートを描く振り付けがあるのですが、はーたんは本当に丁寧に描いていて好きなポイントの1つです。

 

アンコール

「AKBフェスティバル」は篠田Aウェイティング公演で見ていた曲ですが、まさか約10年後にも劇場でこの曲を見ているとは……(重力シンパシーもそうですが)。意外とBPM遅いですよね。キミが思っているより…の前の助走には丁度良い盛り上がり具合。

重力シンパシー公演の一番のピークこと「キミが思っているより…」。この公演が始まってからちゃんと知った曲なのですが、あまりにも全てが良すぎます。この公演が最高なのはこの曲の存在が本当に大きいです。ラスサビ前にエアギターの振り付けがあるのですが、はーたんがダントツで上手くていつも注目して見てます。

「旅立ちのとき」はこの公演のラストの曲にして重厚な曲です。生誕直前に色々あって乗り越えてきたことも、ここまで推してきて色々あったことも、その全てが頭を駆け巡り、はーたんの表情もあって、深い感動がありました。『期待と不安が入り乱れている 明日は今日からの続き』。

久しぶりのリップグロス」!!
2022年はつらい時期もありましたが、最後に推しがセンターのこの曲を見られたことは何よりも価値があることで、決して悪い1年ではなかったと思わせてくれます。本当に大きな感動があって、忘れられないステージです。自身もメールに書いていましたが、久リプの披露期間に生誕があったことは訪れるべき良い運命でしたね。

 

生誕祭

生誕祭の進行はちゃけ!岩立Bの時はポジションが一緒で、去年の生誕祭には出られなかったので嬉しいですね。

ちゃけ「はーたんに宛てた手紙が届いていますので私が代わりに読みます……『愛しのはたんへ』」
(僕「まほぴょんだ!!やったー!!」)

たった1行でこんなに瞬間的に笑わせるのすごい。はーたんはまほぴょんといる時が一番いい表情していると思います。はーたんのファンにとって本当に有り難い存在です。

はーたんとまほぴょんのペアの良さが詰まった、とても良い内容の手紙でした。
特に、『助けに入る隙がないくらい、はたんは大変なことも顔色一つ変えずにやってみせてしまうので心配です。きっとファンの人たちもそう思っているんじゃないかな。でもそこが素敵なところでもあるから』の部分は痺れますね……。本当にその通りで、余計なお世話ですが、忙しそうな時はファンとしてはすぐ心配になってしまいます。
その後の『頑張りすぎないで、程々にでいいんだよ』の部分はこの後のはーたんの生誕のスピーチとリンクするところがありますね。はーたんを明るく元気にしてくれて、ファンの気持ちも分かるまほぴょんはやはり最強のはーたんのファン(?)です。

まほぴょんの手紙に返答するはーたん笑
はーたん「真歩へ。睫毛にはならず、これからも適切な距離でお願いしまーす」
距離って普通は心の距離感だと思うのですが、適切な距離(物理)なのが面白すぎます。


明るいお祝いムードから一転、空気が変わる生誕のスピーチ。

17歳の1年について。
はーたん「17歳の1年は自分で自分が頑張っていたなと、本当に言うと頑張りすぎだったなっていうのに気がつけた1年で、AUDISHOWとか単独コンサートとか忙しさで、それと学校との両立とかがあって、体調でもメンタルの面でも調子を崩していて、それで一旦立ち止まらないといけないのかなと思って、でも頑張りたいという気持ちも勿論大きかったから、その時はどうしようってなって、去年の秋とか冬とかすごい辛いなと思いながら活動していて、それがどんどん積み重なってきて、1月2月に一旦本当に休もうってなって、2月~5月いっぱい休止をさせてもらったんですけど、自分のできることのキャパシティを自分でちゃんと知ってないといけないと思ったし、ちょっと立ち止まっちゃったけど、それでもまた頑張ろうと思った17歳はそんな1年でした」

はーたんがその時期辛そうだったのはファンならみんな知っていて、去年の生誕祭でも少し触れていましたが、実際に本人の口から聞くとずーんと来ますね……。特にAUDISHOWの時期は本当にめちゃくちゃ頑張っていて、当時、愛佳や怜ちゃんがはーたんのその頑張りにわざわざ言及していたくらいでした。最近は、この日の生誕の表情にも出ているように以前より明るくなっていて、これを話せる日が来たことが嬉しいですね。はーたんは普段は弱音を口にすることはまずなくて、完璧な一面しか見せてくれませんが、実際は等身大に生きていて、行間からその頑張りを想像すると、このスピーチにはかなり深い感動がありました。

ファンへのコメント。
はーたん「ペンライトの色、ピンクと白、秋ぐらいに決めたんですけど、それをみんな振ってくれたりとかすごい嬉しいです。去年から今年で私のことを応援してくれる方が増えたなとすごく実感していて、それが今とても自信になっているし、勿論ずっと推してくれているよって人も、みんなに感謝を伝えながら、これから活動できたらなと思います」

推しペンライトの色はSHOWROOM配信で決めたのですが、コメント欄がふざけてボケすぎていたため、ルーレットで決めたという経緯含め好きです。

この日の開演前にロビーで周りを見渡していると、はーたんのファンが昨年より明らかに増えていることを私も実感しました。25日のお話会は完売していたり、少しずつですが確実に前進しています。この日の観客の盛り上がりは素晴らしくて、旅立ちのときの前でちゃけが触れていたり、終演後コメントでははーたんがそれについてすごく嬉しそうに語っていて、ファンとして本当に嬉しいですね。

はーたん「真歩は100回くらい見てください!」

大好きなファン(←年1しか言ってくれない)と書いてくれたのも嬉しいです。

冒頭にも書いたようにA公演は入るたびに面白さが増していて、特に前回入った11月のA公演は楽しさという観点ではもうこれ以上になることないでしょと思うくらいだったのですが、この日の公演は幸せに満ち溢れていて、また違った面白さを見せてくれてびっくりです。新たな面白さのステージに突入した感覚があります。

ドラ3が3人揃っているステージを見たのは今回が初ですが本当に良くて、今でも過去最高レベルに面白いのですが、これ今後絶対もっと面白くなる予感しかしません。

ちゃけはパフォーマンスがカッコ良すぎます。なかなかこういうタイプのパフォーマーはAKBにいなくて、個人的にかなり好きなタイプです。
生誕祭の終わりにちゃけが言っていた「はーたんは同期だけじゃなくてチームAにもいっぱい仲間がいますし、ファンの皆さんもこんなに温かい方がいっぱいいるので、何かあったら全然いつでも頼ってもらって」、ファンは救われるし、最高のコメントですね。ちゃけがこのチームにいてくれて良かったです。はーたんは1人じゃなくて、時にはみんなに頼ってもらって、ガンガン進んでいって欲しいと心から思います。

はーたんもちゃけも柚花も歌が魅力的だと思っていて、しかも3人とも違った方向性の歌の良さがあるのが見ていて面白いです。キャラクターもバラバラだけど優しいところは共通していて、柚花のメールにもありましたが、すごくバランスの良い3人だと感じます。
最終的にちゃけと柚花が「睫毛になりたい人から守る」という宣言で終わりますが、良い内容の手紙書いているのに敵扱いされるまほぴょん可哀想すぎます笑 やはり日頃の行いは大事ですね(?) ドラ3相変わらず面白すぎます。なんて魅力的な期なのでしょうか。

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AKBのメンバーは沢山いて、基本的に誰かを推しに選ばないといけないのですが、誰を推しに選んだら正解なのか、そんなことは分からなくて、暗中模索の中で、これが最適だと思う選択をし続けていくしかありません。もし他のメンバーを推していたらどうなっていたんだろう、あの時ああしておけばと後悔することも時にはありますが、この日の生誕祭は、過去の自分が何故はーたんを推し始め、現在の自分が何故はーたんを推し続けているのか、今までの全ての選択を肯定してくれるような、今までの軌跡があったからこそ出会うことができた幸福感に満ちた生誕祭でした。はーたん推しは本当に楽しくて、今まで推してきて良かったし、わがままを言わせてもらえるのならば、これからもずっと推していきたいと、そう思わさせてくれる最高の公演でした。

 

おまけ:生誕祭の3日後のお話し会(実質お話し聞き会)でまほぴょんと話した時のレポ

<この項・了>