てっの一番いいブログ

劇場公演やライブの感想がメインのAKB48ファンブログ。ファン目線で書きたいこと、残したいことを。

武藤十夢卒業コンサート〜やるだけやったから後悔なんかねぇ!〜 セットリスト・感想

2023年2月28日(火) 開演18:30
武藤十夢卒業コンサート〜やるだけやったから後悔なんかねぇ!〜 (立川ステージガーデン)

出演

武藤十夢岩立沙穂岡田奈々込山榛香・千葉恵里・中西智代梨向井地美音・武藤小麟・小田えりな・小林蘭・田口愛佳・茂木忍・山内瑞葵・柏木由紀篠崎彩奈大森美優倉野尾成美佐々木優佳里・谷口めぐ

 

セットリスト

本編

M01. 1994年の雷鳴
M02. 最終ベルが鳴る
M03. スクラップ&ビルド
M04. 大声ダイヤモンド
M05. 希望的リフレイン

ーMCー (岩立沙穂岡田奈々・千葉恵里・篠崎彩奈倉野尾成美)

M06. 始まりの雪 (武藤十夢中西智代梨大森美優佐々木優佳里)
M07. すべては途中経過 (武藤十夢小田えりな・小林蘭・田口愛佳・山内瑞葵)
M08. 友達でいられるなら (武藤十夢茂木忍)
M09. She's gone (武藤十夢岩立沙穂・谷口めぐ・篠崎彩奈)
M10. 純愛のクレッシェンド (武藤十夢倉持明日香藤田奈那)

ーMCー (武藤十夢倉持明日香藤田奈那)

M11. おしべとめしべと夜の蝶々 (武藤十夢・武藤小麟)

ーMCー (小田えりな・小林蘭・山内瑞葵・柏木由紀倉野尾成美佐々木優佳里)

M12. 美しき者
M13. 胡桃とダイアローグ
M14. 回遊魚のキャパシティ
M15. 意志

ーMCー (込山榛香中西智代梨・田口愛佳・谷口めぐ)

M16. 嵐の夜には (武藤十夢・千葉恵里・向井地美音柏木由紀)
M17. 細雪リグレット
M18. ビバ! ハリケーン
M19. 君と虹と太陽と

ーMCー (武藤十夢岩立沙穂・武藤小麟・茂木忍大森美優生島ヒロシ)

M20. Show fight!
M21. 今夜こそエクスタシー
M22. 誰かが投げたボール
M23. ハロウィン・ナイト
M24. LOVE TRIP
M25. センチメンタルトレイン

M26. 転がる石になれ
M27. ひこうき雲

アンコール

EN01. あの日の自分
EN02. 前しか向かねえ

ーMCー

EN03. After rain

 

感想

十夢の卒業コンサートに行ってきました!
誰かの卒業コンサートに行くこと自体かなり久しぶりでしたが、これだけ思い入れがあるメンバーの卒業コンサートが開催されるのはとても幸せなことですね。座席にも恵まれて何と3列目中央ブロック(しかも1列目がなかったので2列目だった)。

開演前からチームK曲が延々と流れていて、十夢の推しペンライトカラーが緑なので、開演からこの雰囲気。最高です。(愛美のTwitterより)

ここからは印象に残った曲を取り上げて書いていきます。

M02. 最終ベルが鳴る

声出しが解禁になって、記事に出したように、A公演と僕太公演は見に行きましたが、コールと言えばやっぱりチームK曲!最終ベルのイントロはマジで最高の仕事をしていて、マグマのように心の奥底から熱い情熱が吹き出してきます。私は声出しで既に2公演経験しているのに助けられましたが(BABYMETALを経験している方が大きいかも)、もし声出し解禁初がこのコンサートだったらこの1曲で喉が終わっていた可能性があります笑

 

M03. スクラップ&ビルド

スクラップ&ビルドといえば込山チームKをイメージする方が多いのでしょうか。込山チームKではテーマ曲のように使われていて、様々な場面で披露されていました。個人的には十夢のスクラップ&ビルドといえば大島チームKウェイティング公演のイメージが強いです。研究生時代に総選挙でランクインし、その後昇格して最初に所属したチームが大島チームK。優子のアンダーで躍動する十夢の姿は今でも印象に残っています。

 

M05. 希望的リフレイン

十夢と小麟のダブルセンター!2019年全国ツアーK!当時書いたブログ記事にもこの良さを取り上げていますが、卒コンでもう1回やってくれるのは憎い演出です。希望的リフレインは十夢が初選抜の曲でもありますね。この曲は十夢だけじゃなくて、涼花やみーおん、田野ちゃんも(じゃんけんシングル除くと)初選抜で、根も葉もRumorと並んで選抜に最もワクワクしたシングルです。私がAKB48で一番好きなくらいに思い出深い素晴らしい楽曲で、だからこの日見られたのは本当に嬉しかったです!

 

M06. 始まりの雪

始まりの雪のオリジナルメンバーは十夢・田野ちゃん・朱里・涼花と、こんな自分得のメンバー構成ある!?と当時は大騒ぎ。曲も良くて、メンバー人気が高いイメージです。単独リクアワで7位、グループリクアワで14位と結果も残しました。始まりの雪はTVCMでも使われていて、十夢と関係ないですが、CMで使われると聞いた時に朱里と涼花が飛び跳ねて喜んだエピソードが好きです。

 

M12. 美しき者

今でこそ十夢といえばチームKのイメージになりましたが、目撃者きっかけでハマった自分としてはチームAの十夢も好きです、というか私はチームAの十夢が一番好きです。目撃者公演といえば摩天楼やずっとずっとが思い浮かびますが、1曲で目撃者公演の雰囲気を表そうとするとこの曲のチョイスが最適だと思います。すごく良いステージでTLで何人もの人がこの曲の感想を書いてました。このコンサートのハイライトの1つ。

 

M14. 回遊魚のキャパシティ

声出し解禁で一番見たかった曲ってみんなこれですよね。声出しが決まってから急遽入れた(従順なSlaveとの入替らしい)との話で、ファンとの意思疎通がバッチリです。元のコンサートが戻ってきた実感がかなりありました。\キャパキャパキャパキャパキャパシティ-!/

 

M15. 意志

唯一の他の48Gからの選曲。この曲は見るからに難しそうですね。細かい動きの切れ味鋭いダンスの連発は、十夢のダンスの魅力が最大限に出てました。チームKウェイティング公演を見てハマった大好きな十夢のパフォーマンスは、10年経った今もまだステージに残っていました。ずっと好きなメンバーであり続けた理由はこういうところですよね。十夢自身も踊っていてすごく楽しかったと語っていましたが、それはこちらにも伝わってきてました。

 

お天気ブロック

これまでの活動の軌跡をセットリストで表すのセンスありますね〜。普段のコンサートでは見ることのできない卒業コンサートの良さです。細雪リグレットは大島チームKの楽曲。大好きなんですよね。発売当初はあまり騒がれていませんでしたが、数年後から評価され始めて、今は人気曲のイメージです。ちなみにお手上げララバイと作曲者が同じなので、私はこの人の曲がどストライクっぽいです。君と虹と太陽とは2019年全国ツアーの印象が強いです。あのコンサートは本当に楽しかったですよねえ……今でも一生語ってしまいます。

 

総選挙ブロック

ここは映像も合わせて当時の色々な思い出が蘇ってきてかなり心を揺さぶられました。Show fight!はこれまで何回見てきたのでしょうか。リクアワでも毎年ランクインしていて、卒業発表もそのリクアワでしたよね。総選挙で偶然センター曲を得られたことが間違いなく今に繋がっていて、運命の面白さを感じます。センチメンタルトレイン、良い曲ですよね。最後の総選挙曲がこの曲で良かったと思います。

 

M26. 転がる石になれ

総選挙曲連発からのこの曲が来るなんて予想できない笑 卒コンでこんなきついセットリスト組むのやばいです。イントロが来た瞬間の感情の爆発は忘れられません。最終ベル、キャパシティ、転石とKで見たい曲が全部見られて最高でした。

 

EN02. 前しか向かねえ

前しか向かねえはどうしてこうも自分にとって大きなタイミングで登場してくるのでしょうか。大島優子さんのラストシングルであり、史上最高チーム・横山チームA終盤の最高に楽しい劇場でのステージ、涼花の卒業公演のラストソング、田野ちゃんの卒業公演のラストソングでもありました。その時の記憶が順番に蘇ってきて、最高に楽しくて、最高に切なかったです。

 

EN03. After rain

1994年の雷鳴で始まって、After rainで締める、何と美しい流れでしょうか。どんよりと悲しみの雨に降られるのではなく、心に虹の橋がかかったような気分が晴れやかになるこの上ない爽快感に包まれました。完璧な締めの1曲のチョイスです。

 

十夢のこれまでの活動が全て詰まったような、ストーリー性の高い圧巻のセットリストでしたね。自分は十夢の活動を1から10まで追う熱量ではなかったのですが、それでも10~11年は一応見てきたのもあって、この日のセットリストによって十夢の思い出がこんなにもあるのかと気付かされました。セットリストの構築にはみーおんがかなり関与していたと聞きましたが、またしてもみーおんの信頼が上がってしまいました。こんな良い卒業コンサートは今後二度と出会える気がしません。

画像

前しか向かねえの後には大島優子さんからの手紙がありました。その重厚な手紙には深い感動がありました。
私がAKB48を好きになるきっかけであった大島優子さん。2014年の卒業から9年経ってもまだその魂はここに残っていて、走りきってゴールを迎えるこの日、その場に自分が立ち会って、1本のストーリーが繋がりました。ヲタ活はなんてドラマチックなのでしょうか。いつか自分が体験してきたストーリーを上手くまとめて書ききりたいですね……(しぬほど長くなりそう)

あとは当時推していた涼花と、昇格タイミングが同じだったり、初選抜曲が同じだったり、始まりの雪で一緒だったり、近くにいる存在だったので、十夢だけでなく、AKBに対して最も情熱があった頃の思い出が余計に蘇ってきていたと感じます。やっぱ10年以上となると歴史も長く重くて、感慨深さの大きさもかなりのものがありますね。こんなに素敵な卒業コンサートを開催してくれて本当に幸せでした。ありがとうございました!

<この項・了>